英検まで1ヶ月:英語ライティング対策チェックリスト
公開日 22 June 2026
英検の試験まで1ヶ月を切ったとき、英作文(ライティング)の対策はどこから始めればいいか悩む保護者・受験者は多いです。
英検のライティングは、採点基準が公開されており、何をどの程度できれば合格点に届くかが比較的明確です。対策は「全部完璧にする」ことではなく、「採点基準に沿って最も効率よく得点できる準備をする」ことです。
英検ライティングの採点基準を知る
英検のライティングは主に以下の4観点で採点されます(3級・準2級・2級共通):
| 採点観点 | 内容 |
|---|---|
| 内容(Content) | 課題のテーマに沿っているか。意見と根拠が示されているか |
| 構成(Organization) | 段落の流れが整っているか。導入・本文・まとめの構成があるか |
| 語彙(Vocabulary) | 適切な語彙を使えているか。同じ単語の繰り返しがないか |
| 文法(Grammar) | 文法的に正確か。時制・一致・動詞の形が正しいか |
4観点はそれぞれ同じ比重で採点されます。文法だけ直しても、内容や構成が弱ければ合計点は上がりません。
試験1ヶ月前のチェックリスト
週1・2(4週前〜3週前):現状把握と弱点特定
□ 過去問の英作文を1本書く 時間を計って書き、採点基準に沿って自己評価してみましょう(英検公式サイトに採点例あり)。
□ 文法エラーの種類を把握する 書いた英作文を文法チェックツールに通し、どの種類のエラーが多いかを確認します。時制?be動詞?主述一致?これで残り3週間の優先順位が決まります。
□ 語数を確認する 3級:51語以上、準2級:80語以上、2級:80〜100語が目安です。自分の英作文が語数を満たしているかを確認します。語数が足りない場合は根拠を1点追加する練習をしましょう。
週3(2週前):文法と構成の集中練習
□ 構成テンプレートを確認する 英検ライティングの基本構成は次の3段落です:
- 導入(1〜2文): 自分の意見を明確に述べる。“I think that ___.” / “I agree that ___.”
- 本文(3〜4文): 理由を2つ説明する。“First, ___.” / “Second, ___.”
- まとめ(1文): 意見を繰り返す。“For these reasons, I think that ___.”
このテンプレートを守るだけで、構成の得点は安定します。
□ 繰り返し出る文法ミスに絞って練習 週1・2で特定した文法エラーの種類(例:時制の混在・be動詞省略)に絞って、毎日1本短い英作文を書き、その項目だけをチェックします。
□ 理由のサポート表現を5つ覚える 根拠を書くときに使える表現を5つ手元に持つと、書くスピードが上がります:
- “For example, ___.”(例を挙げる)
- “This is because ___.”(理由を説明する)
- “As a result, ___.”(結果を示す)
- “In addition, ___.”(追加の根拠)
- “Therefore, ___.”(結論へつなぐ)
週4(試験1週前):仕上げと確認習慣
□ 毎日1本英作文を書く(時間制限あり) 3級は8〜10分、準2級・2級は12〜15分を目安に時間を計って書く練習をします。
□ 提出前チェックを習慣化する 試験本番でも使える「提出前5項目チェック」を練習します:
- すべての文に主語と動詞があるか
- be動詞(is / are / was / were)が必要な文に入っているか
- 作文全体の時制がそろっているか
- 単数の可算名詞に a / an / the があるか
- 語数が規定を満たしているか
□ スペルの不安な単語をリストアップする 自分が書くときによく間違えるスペルを書き出して、試験の前日まで確認しましょう。
級別ポイント
3級(中学卒業レベル)
- 語数:51語以上(目安:60〜70語)
- 理由は2つ書くことが明記されている課題が多い
- 文法は基本的な時制・be動詞・冠詞・複数形が安定していれば得点できる
準2級(高校中級レベル)
- 語数:80語以上(目安:90〜100語)
- 自分の意見に加え、根拠が具体的かどうかが問われる
- 語彙の多様性が得点に影響し始める
2級(高校卒業レベル)
- 語数:80〜100語(目安:100語前後)
- 導入・本文・結論の構成が明確に求められる
- 語彙・表現の幅と文法の両立が必要
よくある質問
英作文の練習は毎日しなければいけませんか?
毎日書くのが理想ですが、毎日1本書くのが難しければ2日に1本でも効果があります。大切なのは「書く→チェックする→直す」の流れを繰り返すことで、ただ書くだけでは同じミスが定着してしまいます。
文法ミスが多いと不合格になりますか?
文法は4観点のうちの1つです。文法ミスがあっても、内容・構成・語彙が揃っていれば合計点で合格点に達することがあります。ただし文法エラーが多すぎると内容も読み取りにくくなるため、基本的な文法の安定は目指すべきです。
英検のライティングで最も多い失点パターンは?
経験的に多いのは3つです:①語数が足りない(特に3級で51語に届かない)、②理由が1つしか書けていない(課題に「2つの理由」と指定があるのに1つだけ)、③時制の混在(物語や意見文の中で現在形と過去形が混じる)。これらは対策が明確なので、直近の練習でまず確認してください。
試験前日は何をすれば良いですか?
前日は新しいことを詰め込まず、「提出前5項目チェック」の手順を声に出して確認し、スペルの不安な語句をざっと見返す程度にしましょう。試験当日は体調が最優先です。
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