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英語が苦手な親でもできる!子どもの英作文サポート法

公開日 13 June 2026

「自分が英語が苦手なのに、子どもの英作文なんてサポートできない」と思っている保護者の方は、少なくないはずです。

でも、実は英語が得意でなくても、子どもの英語ライティング力を伸ばすうえで、保護者にできることはたくさんあります。英語の先生のように文法を教える必要はありません。必要なのは、子どもが自分のミスに気づき、理解し、改善する環境を整えること。それは、英語力よりも習慣づくりと適切なツールの活用にかかっています。

親の英語力よりも大切なこと

子どもの英作文を改善するうえで、最も効果的なのは「毎回の添削習慣」です。英語が上手な親が毎回ミスを指摘するより、子ども自身が毎回提出前に自分でチェックする習慣を持つほうが、長期的な成長につながります。

保護者の役割は「英語の先生」ではなく「コーチ」です。コーチはプレーヤーより速く走る必要はありません。子どもが練習を続ける環境を整え、進捗を観察し、振り返りを促す——それがコーチの仕事です。

英語力がなくても、この「コーチ」の役割は十分果たせます。

日本の中学英語:英作文のどこが難しいのか

日本の中学生が英作文でよく犯すミスには、ある共通のパターンがあります。それは日本語と英語の文法的な違いから生まれるもので、英語学習者なら誰でも通る道です。

時制の混乱: 日本語の動詞は時制で形が変わりません。「昨日行く」も「今日行く」も、動詞「行く」は同じです。英語では過去のことを過去形で書かなければなりませんが、日本語感覚で書いていると、つい現在形や過去形が混在してしまいます。

主語と動詞の一致: 日本語には「三人称単数現在形に -s をつける」というルールがありません。he goes ではなく he go と書いてしまうのは、日本語に同様のルールがないことが原因です。

冠詞(a / an / the)の使い方: 日本語には冠詞の概念がないため、a dogthe teacher のような使い分けがなかなか直感的に身につきません。

文の不完全さ: 日本語では主語を省略しても意味が通じますが、英語では基本的に主語と動詞が必要です。日本語のような省略表現をそのまま英語に持ち込んでしまうことがあります。

英語が苦手な親にできる4つのサポート

ステップ1:「読み上げ」を習慣にする

英作文を書き終えたら、まず子どもに声に出して読ませてください。あなたが英語を聞き取れなくても大丈夫です。

声に出して読むことで、子ども自身がつっかえた箇所や不自然に感じた文に気づきます。これは「英語として読んだときに変に聞こえる」という直感を使う方法で、英語力よりも英語に触れた量が多い子ほど効果的です。つっかえた箇所や読み直した文にはチェックを入れておき、後で確認します。

ステップ2:文法チェックツールを一緒に使う

英語が苦手な保護者がミスを見つけるのは難しくても、ツールを使えば自動的に文法・スペル・句読点のエラーを見つけてくれます。

GrammarEasy は iPhone 向けの英語文法チェックアプリで、英作文の文法ミスを即座に検出します。現時点でのAI解説は英語・繁体字中国語・簡体字中国語での提供となっていますが、どのミスがどこにあるかを把握するだけでも、子どもの自己修正に役立ちます。保護者は「どこが指摘されているか」をいっしょに確認し、次のステップにつなげましょう。

ステップ3:「なぜ間違いか」を子どもに説明させる

ツールがミスを指摘したとき、そのまま修正させるだけで終わらせないのがポイントです。必ず子どもに「なぜここが間違いなの?」と聞いてください。

自分の言葉で説明できれば、本当に理解している証拠です。「先生に言われたから」「ツールがそう言ったから」だけでは、次も同じミスをしてしまいます。うまく説明できなかった場合は、解説をもう一度読んで確認するか、次の授業で英語の先生に質問するよう促しましょう。

ステップ4:ミスのパターンを記録する

ノートやスマホのメモに、英作文ごとのミスの種類を記録していきましょう。「時制ミス」「主語と動詞の一致」「冠詞の抜け」「スペルミス」など、シンプルなカテゴリで構いません。

3〜4回分の英作文データが溜まると、パターンが見えてきます。「毎回時制のミスがある」と子ども自身が気づいたとき、親から言われるよりずっと強い動機になります。

中学校の定期テスト・高校入試での英作文対策

日本の中学校の英語の定期テストや、高校入試(都立・私立・公立問わず)には英作文が含まれることがほとんどです。特に最近の入試では、自由英作文の配点が高まっている傾向があります。

入試本番では文法チェックツールは使えませんが、普段の練習で身につけた「自分のミスに気づく習慣」は、試験中の見直し時間にそのまま活きます。毎回の英作文でチェック習慣を積み上げることが、入試当日の得点力につながります。

また、英検(実用英語技能検定)を受験する中学生にとっても、英作文の文法準確さは重要です。英検3級から英作文(短い英文を書く問題)が含まれ、2級・準1級では自由英作文の比重が大きくなります。

継続するためのコツ

英作文の習慣化で最も難しいのは「継続」です。最初は20〜30分かかっても、子どもがルーティンを覚えてくれば10〜15分に短縮されます。

毎回の英語の課題提出前に、このチェックを必ずやるという原則を決めてしまいましょう。「今日は時間がない」「これは短いから大丈夫」という例外を作り始めると、習慣は崩れていきます。

保護者の役割は、この習慣を崩さないことです。英語の内容については、ツールと子ども自身に任せて構いません。

よくある質問

英語が全くわからない保護者でも、本当にサポートできますか?

できます。保護者がすることは、子どもに声に出して読ませること、ツールを一緒に使うこと、「なぜ間違いか」を説明させること、ミスを記録することです。どれも英語力より「聞く姿勢」と「継続する仕組みづくり」が大切です。

子どもが「わかった」と言うけれど、次の英作文でも同じミスをします。なぜですか?

「わかった」は「もう間違えない」ではありません。ルールを頭で理解しても、書くスピードが上がると確認ステップが抜け落ちます。毎回の英作文で、そのミスの種類を意識して探す「ターゲット確認」を続けることが大切です。

ツールを使うと、子ども自身の英語力が伸びないのでは?

逆です。ツールを「ミスを直す機械」として使うのではなく、「ミスに気づく練習の素材」として使えば、理解が深まります。重要なのは、ツールの指摘を理由ごと理解させること——「どこが」ではなく「なぜ」にこだわることです。

英検対策にも役立ちますか?

はい。英検3級以上では英作文が含まれます。普段の練習で文法の自己チェック習慣を身につけることで、試験本番の見直しにも活かせます。英検の英作文については、別の記事でも詳しく解説しています。


英語が苦手な保護者でも、子どもの英語ライティングをサポートすることはできます。GrammarEasy は英作文の文法・スペルエラーを即座に検出するiPhoneアプリです。提出前の文法チェックを習慣にして、子どものライティング力を着実に伸ばしていきましょう。App Store から無料でダウンロード